日本ケアサプライ様

福祉用具レンタル卸のリーディングカンパニー、株式会社日本ケアサプライ（以下、日本ケアサプライ）におけるスマートデバイスの活用および、コミュニケーションを活性化するためのソリューションをティーガイアがサポートしています。

―　現在、ご利用いただいているティーガイアのサービスについて教えてください。

当社ではティーガイアの提供するさまざまなサービスを利用していますが、主にスマートデバイスに関するLife Cycle Management（LCM）サービスと、「LINE WORKS」や「ZOOM」などのコミュニケーションツールの手配およびサポートをお願いしています。

―　では、最初にLCMサービスの利用状況について教えてください。

営業担当者など950人以上が利用する約1,200台のスマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスに関して、調達から、デバイスの管理、修理対応、そして回収までの一連のライフサイクルを、一括してティーガイアにサポートしてもらっています。

また、合わせてスマートデバイスの請求代金の一括管理や最適な料金プランの選択ができるASPサービス「movino star」も利用しています。

―　LCMに関して、具体的にはどのようなサービスを利用しているのでしょうか。

各サービスの概要は次の通りです。

■デバイスおよびアクセサリの手配・提案（端末レンタル）
要望に応じて、スマートフォンやタブレット端末などの導入デバイスを速やかに手配。

■キッティング
導入時すぐにデバイスを利用できるよう、MDM (Mobile Device Management)サービスやアプリなどを事前設定した状態で納品。

■MDM
盗難や紛失の際の対応をはじめ、スマートデバイスをリモートで管理するMDM機能を提供（「CLOMO MDM」）。

■デバイス交換サービス
落下、衝突、水没など、通常の保守サービスや本体保証が及ばない物損事故を補償（TGデバイスケア）。

■デバイス回収
使用が終了したデバイスに関して、回収からデータ消去までを一括でサポート（「スマート回収」）。

―　では次に、コミュニケーションツールの導入・活用について、教えてください。

ビジネスチャットツール「LINE WORKS」および、WEB会議システム「ZOOM」といったコミュニケーションツールの導入についてティーガイアのサポートを受けて全社導入しました。そして、導入後のサポートもお願いしています。

―　導入前の状況について教えてください。

ZOOMに関しては、以前、別のオンライン会議システムを使用していましたが、管理や使い勝手のより良いサービスを使いたいということで、システムを更改しました。

一方、LINE WORKSに関して、以前は他のチャットツールなどは導入しておらず、全社的にははじめてのチャットツールの導入となります。

―　LINE WORKSの導入効果について教えてください。

全社で日常的に利用されており、コミュニケーションを活性化させるという点に関しては、とても上手くいっていると捉えています。

また、スマートフォンで撮影した写真を手軽に共有することで、言葉だけでは伝わりにくい情報が伝わりやすくなったり、相手の内線番号を調べる手間から解放され、アドレス帳から簡単に連絡先の相手を検索できたりと、ちょっとしたことの積み重ねとなりますが、業務の効率化にもつながっています。

―　LINE WORKSを導入した理由を教えてください。

LINE WORKSを導入する以前は、社員同士の連絡手段としては、対面を除けば、ほとんどが電話によるものでした。電話だとオフィスにいる社員同士はもちろんですが、外出中の社員と連絡を取るのに非効率な部分も多く、よりスマートかつ効率的に社員同士がコミュニケーションできるようLINE WORKSを導入しました。

―　コロナウイルス感染拡大によって、オフィスでの業務に支障が出始めたということも影響したのでしょうか。

結果的にはコロナ禍で利用を開始することになり、リモートワークを強いられる状況で、LINE WORKSは大いに役立ちましたが、導入検討はコロナウイルスの感染が広まる以前から行っており、ITを活用したコミュニケーションの活性化および業務の効率化というのが、基本的な導入のねらいとなります。

―　さまざまなチャットツールがある中で、LINE WORKSを選んだ理由を教えてください。

複数のビジネス用チャットツールを検討する中で、コストパフォーマンスと、モバイルでも利用できる使い勝手の良さ、ユーザ管理機能、そしてセキュリティ機能に関して比較検討した結果、LINE WORKSを選びました。

―　セキュリティ機能とは、具体的にどのような部分を評価されたのでしょうか。

モバイルデバイス上でさまざまな情報のやり取りがなされるので、情報漏えい対策は重要なポイントでした。そのため、デバイスの盗難・紛失リスク対策をはじめ、監査ログによってやり取りをトレースできる点、さらにはインシデントを未然に防止するモニタリングといった機能を評価しました。