
- 「これからプロジェクトが始まるから社内に新しくPCを追加したい」
- 「レンタルでPCを借りるのはどうだろう?」
このように考えていませんか?法人PCレンタルは初期費用が安く、なるべく手間をかけずにPCを調達する方法です。
今回の記事では、法人PCレンタルとリース・購入との違いを詳しく解説。また、法人PCの利用を依頼する前の確認事項や、業者を選定する時のポイントも紹介します。これから法人PCのレンタルを考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
法人PCレンタルの選定や、導入に関する負担をできる限り軽減させたい場合は、T-GAIA Device as a Serviceがおすすめ。T-GAIA Device as a Serviceはより簡単に、導入負担を軽減して法人PCを借りられるサービスです。
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【T-GAIA Device as a Serviceのポイント】
- PC導入後スムーズに利用できるよう計画の段階からサポート
- メーカー保証対象外の故障でも契約期間内であれば、何回でも新品と交換可能
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法人PCレンタル・リース・購入の比較
法人PCを利用する方法として、レンタル・リース・購入の3つが挙げられます。また、法人PCレンタルには短期と長期の2種があります。レンタル・リース・購入の比較は、以下のとおりです。
メリット | デメリット | 費用相場 | |
---|---|---|---|
法人PCレンタル(短期) |
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月額:約9,000~15,000円 |
法人PCレンタル(長期) |
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月額:約9,000~15,000円 |
法人PCリース |
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月額:約3,000~5,000円 |
法人PC購入 |
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購入:約10万~15万円 |
法人PCレンタル(短期)
法人PCの短期レンタルとは、会社や団体などの法人向けPCを一定期間(基本的に1年未満)借りられるサービスのことです。
【法人PCの短期レンタルの特徴】
- 必要な期間のみPCを借りられる
- 短期で借りる場合は割安
- リースと違い、途中解約ができる
- PCの機種に制限がある
- PCの仕様が決まっており、自由にカスタマイズできない
- 費用相場は月額約9,000~15,000円
以下では法人PCの短期レンタルのメリットやデメリット、費用相場について解説します。
しかし、Microsoft 社は Windows 10 について、すでに提供している22H2バージョンを最後に、2025年10月14日でサポートを終了すると発表しました。
終了日以降もOSは使用できますが、すべてのサポートを受けられなくなるため、Windows 11 環境への移行が推奨されています
法人PCの短期レンタルのメリット
法人PCレンタルは、必要な期間のみPCを借りられる点がメリットです。
レンタル期間を調整することで、短期プロジェクトなど期間限定でPCを借りる場合でも柔軟に対応できます。短期間の利用であれば、リースや購入よりもコストを抑えられるでしょう。
法人PCの短期レンタルのデメリット
法人PCレンタルのデメリットは、サービスを長期で利用する場合、リースや購入に比べてコストが高くなりやすい点です。また、サービスによっては選択できるPCの機種に制限があります。常に最新のPCを貸し出してもらえるとは限りません。
さらに、レンタルの場合はサービス提供会社が保有しているPCを利用するため、基本的な仕様が決まっているケースがほとんどです。特定の業務や用途に適して自由にPCをカスタマイズしたい場合は、レンタルよりもリースや購入を検討してみましょう。
法人PCの短期レンタルの費用相場
法人PCレンタルの費用相場は、月額約9,000円~15,000円前後です。
リースよりも月々のコストは高くなる傾向にありますが、あくまで相場なので業者によって価格は大きく変わります。PCを借りる期間やスペックなどを考慮して、レンタルするかを判断しましょう。
法人PCレンタル(長期)
法人PCの長期レンタルとは、1年以上の期間に渡ってPCをレンタルする手法です。
【法人PCの長期レンタルの特徴】
- 必要な期間のみPCを借りられる
- リースのようにPCを利用しながら、途中解約ができる
- PCの機種に制限がなく、自由にカスタマイズできる
- 従業員の増減などに柔軟に対応できる
- 保守運用の手間を削減でき、追加の費用も発生しにくい
- 費用相場は月額約9,000~15,000円
以下では法人PCの長期レンタルのメリットやデメリット、費用相場について解説します。
法人PCの長期レンタルのメリット
法人PCの長期レンタルは、基本的に1年以上のPCレンタルを指します。短期レンタルのメリットに加え、PCの機種に制限がなく自由にカスタマイズできる点や、キッティングなどの初期設定、故障対応、プランによっては操作問い合わせや障害対応までカバー可能な点が大きな特長です。
また、長期の法人PCレンタルでは、リース感覚でPCを利用しながらも、中途解約が可能です。従業員の増減などに合わせて柔軟に対応でき、社内にPC在庫などを置かなくてもよい点がメリットです。
法人PCレンタルのデメリット
法人PCの長期レンタルのデメリットは、サービスを長期で利用する場合、購入に比べてコストが高くなりやすい点です。また、契約期間内に解約する場合は解約金が発生する場合があります。
法人PCレンタルの費用相場
法人PCの長期レンタルの費用相場も、基本的には短期の法人PCレンタルと同じ月額約9,000円~15,000円前後です。運用保守サポートなどは提供会社によって、サポート範囲や費用が異なります。
法人PCリース
法人PCリースとは、希望した種類のPCをリース会社が代わりに購入し、そのPCを貸し出してもらえるサービスを指します。「PCを借りる」という意味ではレンタルと同じですが、契約期間が長く、長期的な貸し出しが想定されたサービスです。
【法人PCリースの特徴】
- 長期的にPCを借りてもコストを抑えられる
- リース料を経費に計上できる
- 契約期間が長い
- 中途解約には違約金が発生する場合がある
- 保守・修理の責任は自社にある場合が多い
- 費用相場は月額で約3,000~5,000円
以下では法人PCリースのメリットやデメリット、費用相場について解説します。
法人PCリースのメリット
法人PCリースは、長期的にPCを借りても安くなりやすい傾向にある点がメリットです。特に2年以上のプロジェクトや人員の増員計画がある場合は、レンタルよりもリースのほうが安く済みます。
また、PCの所有権はリース会社が保有しているため、リース料は経費として計上することが可能です。PCは購入すると固定資産となり、固定資産税が発生するので、法人PCリースは税金の負担を抑えやすい点もメリットといえるでしょう。
法人PCリースのデメリット
法人PCリースは長期的な貸し出しを前提としたサービスです。レンタルと比べて契約期間が長くなる傾向があり、事業内容が変化した場合などに対応できないケースがあります。
リース契約を途中で解約する際には違約金が発生する場合があるため、計画的に利用しなければなりません。また、保守や修理の責任がリース会社ではなく、自社に求められる場合があります。月々の費用が安くても、保守や修理によるコストが別途発生する点を考慮して、法人PCリースを利用しましょう。
法人PCリースの費用相場
法人PCリースの費用相場は、月額約3,000~5,000円程度です。借りる期間によるものの、レンタルよりも月々の価格が抑えられる傾向があります。
ただし、PCの保守や修理によるコストが発生したり、業者によって価格が大きく変わったりします。総合的な運用費を換算してから、契約するかどうかを判断しましょう。
法人PC購入
法人PCをレンタルやリースで借りるのではなく、購入する選択肢もあります。
【法人PC購入の特徴】
- 自由にPCをカスタマイズできる
- 最新機種・ハイスペックPCを導入しやすい
- 初期費用が高くなる
- 臨機応変に機種を変更できない
- 費用相場は約10~15万円
以下では法人PC購入のメリットやデメリット、費用相場について解説します。
法人PC購入のメリット
法人PCを購入するメリットは、自由にPCをカスタマイズでき、自社の環境に合わせやすい点です。レンタルやリースと比べて最新機種を導入しやすいので、動画編集などのハイスペックPCが必要な業界の場合は、PC購入が適しているといえるでしょう。
また、長くPCを利用できれば、購入のほうがレンタルやリースよりも総合的なコストを抑えられる可能性があります。
法人PC購入のデメリット
PCを購入すると、初期費用が高くなるケースがほとんどです。現時点で十分な予算が確保できない場合は、不向きといえます。一度購入してしまうと、臨機応変に機種を変更しづらいという点もデメリットです。
また、最新機種を購入したとしても、期間が経つにつれて陳腐化してしまうことは避けられません。年月が経つにつれて社内で使いづらいと不満が出て、短期間でPCを再度購入しなければならない可能性があります。
法人PC購入の費用相場
法人PC購入の費用相場は、約10~15万円です。レンタルやリースと比べて初期費用が高い代わりに、長期的に見ると割安になる可能性があります。
ただし、費用相場はあくまで目安です。メーカーや機種によって価格が大きく変わるので、購入前にしっかりと検討しましょう。
法人PCレンタル・リース・購入の導入がおすすめなケース
法人PCのレンタル・リース・購入にはそれぞれメリットとデメリットがあります。以下では、どのようなケースに適しているのか紹介します。
- 1年前後の短期的なプロジェクトで利用したいなら法人PCレンタル
- 2年以上の中長期的な利用をしたいなら長期レンタルもしくは法人PCリースがおすすめ
- 5年以上の長期的な利用をしたいなら法人PC購入
1年前後の短期的なプロジェクトで利用したいなら法人PCレンタル
1年前後の短期的なプロジェクトや、一時的な人員増加時であれば、法人PCレンタルがおすすめです。たとえば新規プロジェクトの立ち上げ、中途採用の強化などを行うシーズンでの利用が挙げられます。
法人PCレンタルは、レンタル期間や台数の増減に変化がある場合でも柔軟に対応しやすいサービスです。さらに短期的な利用であれば、リースや購入と比べてコストを抑えられます。
2年以上の中長期的な利用をしたいなら長期レンタルもしくは法人PCリースがおすすめ
年以上、中長期的にPCを利用したい場合、短期レンタルだと月々のコストが割高になるケースがあります。ほとんどのリース会社は契約期間を2年以上に設定しているため、中長期的な活用を求めているなら法人PCリース、または長期の法人PCレンタルを利用しましょう。
長期の法人PCレンタルは、月額費用だけを見るとリースよりも割高に見えますが、保守や故障時のサポートが充実しているため、総務やIT部門の手間を減らしつつ、追加費用の発生も極力抑えることが可能です。
たとえば同じ事務所で3年以上働けない有期雇用派遣の労働者を雇用する場合や、2?4年のプロジェクト実施、人員増員計画がある場合におすすめです。
5年以上の長期的な利用をしたいなら法人PC購入
短期プロジェクトではなく、5年以上の長期利用を行う予定がある場合は、PCの購入がおすすめです。購入の場合、初期費用は高くなるものの、長期的に使う場合はレンタルやリースよりも費用を抑えられる傾向があります。
また、購入してしまえば自社資産として自由にPCをカスタマイズできます。予算に余裕がある場合は、PCの購入を検討しましょう。
「レンタル・リース・購入といろいろあるけど、法人PC調達の負担をもっと軽減させたい……」そのようなお悩みにはT-GAIA Device as a Serviceがおすすめ。
T-GAIA Device as a Serviceはより簡単に、導入負担を軽減して法人PCを借りられるサービスです。
法人PCの購入から初期設定、導入後のサポート、資産管理までの対応を、サブスクリプションサービスとしてお客様へ提供します。
【T-GAIA Device as a Serviceのポイント】
- PC導入後スムーズに利用できるよう計画の段階からサポート
- メーカー保証対象外の故障でも契約期間内であれば、何回でも新品と交換可能
法人PCの手配を依頼する前の確認事項
法人PCの手配を依頼する前に、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。それぞれについて詳しく解説します。
- どの形態のPCにするのか
- 使用期間はどれくらいにするのか
- PCのスペックはどれくらい必要なのか
- 必要台数は何台になるのか
どの形態のPCにするのか
法人PCを手配する前に、どの形態のPCにするのかを決める必要があります。PCの種類として挙げられるのは、デスクトップPCやノートPC、タブレットPCなどです。
形態 | 特徴 |
---|---|
デスクトップPC | 据え置きで作業効率重視 |
ノートPC | 折りたたみタイプで持ち運びやすさ重視 |
タブレットPC | タッチ操作で手軽さ重視 |
PCはオフィス環境や従業員の働き方、事業内容を考慮して、自社の目的に合わせた最適な形態を選びましょう。
使用期間はどれくらいにするのか
レンタルやリースで法人PCを手配する場合、使用期間によって料金やプランが変動します。プロジェクトの期間や従業員の雇用期間などを考慮して、事前に必要な期間を明確にしておきましょう。
従業員とイメージ共有を図るという意味でも、必ず早い段階で使用期間を明確にすることが大切です。
PCのスペックはどれくらい必要なのか
業務内容や使用するソフトウェアによって、必要なPCスペックは大きく異なります。確認しておくべき重要な部分として挙げられるのは、CPU、メモリ、ストレージなどです。PCのスペックを考慮して、PCの機種や形態を決めましょう。
種類 | 概要 |
---|---|
CPU |
|
メモリ |
|
ストレージ |
|
PCは、ハイスペックなものを選べば良いわけではありません。必要以上のPCスペックはコストの増加につながるため、利用用途に応じた適切なスペックを選ぶことが求められます。
必要台数は何台になるのか
従業員数や部署の構成を考慮して、必要なPC台数を事前に算出することも大切です。
将来的な増員や事業拡大も視野に入れて、余裕を持った台数を検討すると失敗のリスクを抑えられます。業者によっては、必要に応じて台数を増減できるプランも用意されているので、事前に確認しておきましょう。
法人PCの購入先を選定するポイント
法人PCの利用を依頼する際には、以下のポイントを押さえて会社を選ぶことが大切です。それぞれについて詳しく解説します。
- 料金がどれくらいになるのか
- どの範囲までサポートしてくれるのか
- 最新機種のPCを調達できるのか
- セキュリティ対策は整っているのか
- 準備や発送にどれぐらいの期間がかかるのか
料金がどれくらいになるのか
業者によって料金体系やプランが異なるため、料金を事前に比較検討することが重要です。
初期費用、月額料金、オプション料金などを確認し、必ず総費用で比較しましょう。見積もりを複数社から取得すれば、比較検討がしやすくなります。
どの範囲までサポートしてくれるのか
故障やトラブル発生時のサポート体制まで確認しておくと、万が一の場合でも安心できます。電話サポート、チャットサポート、データ復旧サービスなど、サポート内容を細かくチェックしましょう。
業者によっては、24時間365日対応のサポート体制を設けている場合があります。24時間365日対応であれば、不具合が発生してもすぐに解決できるので、対応しているか事前に確認しておきましょう。
最新機種のPCを調達できるのか
最新機種の調達が可能かどうか、業者に確認する必要があります。
業者が保有するPCのラインナップや、最新機種の導入状況などを事前に確認しましょう。事前に業者のホームページや資料で確認しておくと、安心です。
そのほか、OSやソフトウェアのバージョンアップにも対応しているかどうかも重要なポイントです。
セキュリティ対策は整っているのか
セキュリティソフトの導入状況や、データの暗号化、アクセス制限などのセキュリティ対策が整っているのかを確認しましょう。
情報漏えいや、ウイルス感染などを防ぐためには、セキュリティ対策を万全に整えなければなりません。情報セキュリティに関する資格や認証を取得している会社であれば、より安心して契約できます。
準備や発送にどれぐらいの期間がかかるのか
PCの導入までに必要な準備期間や発送までの日数を、事前に確認しておくことが大切です。特に急ぎでPCが必要な場合は、即日発送が可能な会社を選ぶ必要があります。確認不足だとPCが自社の求めるタイミングで到着しないリスクがあるので、注意しましょう。
また万が一に備えて、具体的な日数や、準備や発送に遅れが生じた場合はどのようにしてもらえるのかを、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
法人PCを導入する場合、レンタル、リース、購入の手段が一般的です。レンタルには短期と長期の両方があり、リースのようにPCを利用しながら、導入や運用の負荷や故障時の費用などを軽減できます。
また法人PCを手配する際は使用期間やPCのスペック、必要台数を確認し、適した形態を選ぶことが大切です。
法人PCの導入負担をできる限り抑えたいなら、T-GAIA Device as a Serviceがおすすめ。T-GAIA Device as a Serviceでは、PC導入後スムーズに利用できるよう、PC手配の計画段階からサポートします。
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