D&I

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

当社では携帯電話やスマートフォンを始め関連商品やサービスを様々なお客様へご提案・提供しており、取り扱い商品やサービスは日々多様化・高度化しています。
このような環境下、当社はお客様の様々なニーズに対応するため、サービスを提供する社員の多様性を尊重し推進するべく、人事・総務部に「DEIB・ウェルビーイング推進チーム」を設置。ダイバーシティ&インクルージョン推進を重要な経営戦略として位置づけ、継続的に取り組んでいます。
特に女性社員の登用や障がい者の採用・定着支援、育児・介護・不妊治療と仕事の両立支援、LGBT対応等を積極的に推進しています。障がい者雇用については2008年の設立以来、常に法定を上回る雇用率を維持しており、女性管理職比率については2025年度までに、15%達成を目指しています。

ダイバーシティ&インクルージョン推進方針

ティーガイアは、企業理念の「TGアクション~わたしたちの行動指針~」に掲げる「多様性を尊重し、最高のチームワークを実現」するため、以下の方針に基づき、女性活躍推進を始めとする「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進を重要な経営戦略として位置づけ、積極的に取り組んでまいります。

  • 年齢、性別、国籍、障がいの有無、性的指向や性自認、働き方などの違いにとらわれず、異なる考え方や価値観を持った人も尊重し、各々の能力を最大限に活かすことで、イノベーション創出を図ります。
  • 互いに支え合い、自らの強みを発揮して積極果敢に挑戦し続け、一つのチームとして全社パフォーマンスを最大化します。
  • 様々な背景を持ち、多様な働き方をするすべての社員が、仕事と生活の調和を図りながら活躍できる、豊かな職場環境を構築します。

ダイバーシティ&インクルージョンに関する外部からの評価

プラチナくるみんプラス

優良な「子育てサポート企業」および「不妊治療と仕事の両立サポート企業」としての高い水準の取り組みが評価され、2023年11月に厚生労働大臣から「プラチナくるみんプラス」の認定を取得

えるぼし

女性社員の活躍推進等に向けた取り組みが評価され、2017年9月に厚生労働大臣から「えるぼし」の3段階目(最高位)の認定を取得

PRIDE指標2023ゴールド

LGBTなど性的マイノリティに関する取り組みが評価され、2023年11月に任意団体work with Prideから「PRIDE指標2023」の「ゴールド」(最高位)を3年連続で受賞

D&I Award 2023

ダイバーシティ&インクルージョンに対する総合的な取り組みが評価され、2023年12月に「D&I Award2023」の「Best Workplace for Diversity & Inclusion」(最高位)の認定を3年連続で取得

人的資本 多様性に関する3指標

女性管理職比率 13.0%(2024年4月時点)
男性育児休暇等取得率 70.6%(企業独自の「イクメン支援休暇」を含む2023年度実績)
男女間賃金差異 72.5%(全労働者の2023年度実績)
72.5%(うち正規雇用労働者)
87.7%(うちパート・有期労働者)

社員の働きやすさの追求と時間や場所を問わない多様な働き方の実現

全社員がありのままの個性を認め合い、自分らしく活躍できる環境づくりを目指して、育児や介護、病気治療等との両立支援やLGBT対応を始めとする様々な施策に取り組んでいます。

当社における取り組み

導入年度 区分 支援名称・制度 概要
2013年 育児支援 女性活躍推進プロジェクトチーム発足 女性が出産後も育児と仕事を両立し、さらにキャリアアップを目指せる支援策を検討するために発足
2014年 育児支援 「小学校等入学休暇」(有給)の付与開始 入学式その他学校行事等参加のために、4月1日~30日の期間内に2日間取得可
キャリア支援 「ジョブ・リターン制度」の導入 出産・育児・介護等、家庭の事情により退職した正社員の再雇用制度
キャリア支援 「情報交換会」の実施開始 産・育休中の社員を対象に、復職支援を兼ねた情報交換会の実施を開始
キャリア支援 人事・総務部内に「ダイバーシティ推進グループ」(現「DEIB・ウェルビーイング推進チーム」)を発足 女性社員の更なる活躍推進(ポジティブ・アクション)や障がい者の雇用・定着促進等のために発足
2015年 育児支援 法定を上回る育児休業制度を制定 最大で子どもが2歳の年度末に達するまで育児休業を取得可
育児支援 育児短時間勤務「3コース制」の導入 5時間、6時間、7時間の「3コース」から選択可(子どもが小学校3年生の年度末に達するまで取得可)
育児支援 「フルタイム支援金」の支給開始 育児中の販売職社員でフルタイム勤務を選択した社員へ支援金の支給(子どもが小学校3年生の年度末に達するまで対象)を開始
育児支援 「早期職場復帰支援金」の支給開始 出産後、1年以内に職場復帰する販売職社員に「支援金」の支給を開始
キャリア支援 「女性管理職育成プログラム(第1期)」実施 女性社員のリーダー層・リーダー候補層の育成を目的とした研修プログラム(第1期)を実施
2016年 キャリア支援 「女性管理職育成プログラム(第2期)」実施 女性社員のリーダー層・リーダー候補層の育成を目的とした研修プログラム(第2期)を実施
2017年 育児支援 「子の看護休暇」の有給化 負傷した、または疾病にかかった子の世話をするために、半日単位で年間5日間(子が2人以上の場合10日間)取得可
介護支援 「介護短期休暇」の有給化 要介護状態にある家族の介護や通院付き添い等の世話をするために、半日単位で年間5日間(対象家族が2人以上の場合10日間)取得可
キャリア支援 「地域限定正社員制度」の導入 多様な働き方へのニーズを支援し、優秀な人材の確保・定着、地域におけるスキルの蓄積・継承を目的に導入
働き方改革 全社に「変形労働時間制」を導入 ワークライフバランスの向上によるプライベート時間の充実、労働生産性の向上を目的に「変形労働時間制(社内呼称:メリハリシフト)」を導入
働き方改革 「総労働時間削減キャンペーン」を実施 総労働時間の前期比5%削減を目標に実施。削減された時間外手当は社員に還元
2018年 育児支援 育児短時間勤務「5コース制」の導入 従来の「3コース制」を、より柔軟な働き方を可能にする「5コース制」(子どもが小学校3年生の年度末に達するまで5時間、5.5時間、6時間、6.5時間、7時間から選択可)に拡充
育児支援 企業主導型保育園の利用開始 ニチイ学館が運営する企業主導型保育園(ニチイキッズ)と提携し、社員の「保活」を支援
出生支援 「仕事と不妊治療の両立支援に関する制度」の新設 働きながら不妊治療を受ける社員向けの「出生支援休暇」「出生支援休職」制度を新設すると共に、不妊治療に関する相談窓口を社内に設置
働き方改革 在宅勤務制度の導入 多様な働き方促進策の一環として、家庭内において育児もしくは介護を主に担う社員を対象に、在宅勤務制度を導入
働き方改革 テレワーク制度の導入 多様な働き方促進策の一環として、リモートデスクトップアプリ(遠隔操作ソフト)Splashtopを活用したテレワーク制度を導入
2019年 育児支援 「配偶者出産時育児休暇(イクメン支援休暇)制度」の拡充 出産当日から1年(1歳の誕生日前日)以内に、5日間を上限に分割取得可(有給)
LGBT対応 LGBT社外相談窓口の新設 LGBTの採用支援やコンサルティングに高い実績を持つ企業に業務を委託し、性的マイノリティやセクシャリティに関する社外相談窓口を新設
LGBT対応 「LGBT研修」の実施を開始 LGBT/SOGIへの理解を深めるための集合研修およびEラーニング研修の実施を開始
治療支援 「仕事と治療の両立支援に関する制度」の新設 働きながら治療を受ける社員向けの「特定疾病サポート休暇」制度を新設すると共に、特定疾病および不妊治療中に社員を対象に、在宅勤務制度を拡充
キャリア支援 「女性キャリアデザイン研修」の開始 次世代のリーダー層・リーダー候補層の育成を目的とした研修プログラムを開始
2020年 LGBT対応 「ジェンダーフリートイレ」の新設 本社ビル内の一部施設に「みんなのトイレ」サインを設置し、ジェンダーフリートイレに変更
LGBT対応 「同性パートナーシップ制度」の導入および社内規程の見直しを実施 「同性パートナーシップ制度」の導入および改正労働施策総合推進法(「パワハラ防止法」)に対応する「SOGI ハラスメント禁止やアウティング防止措置」条項を盛り込んだ社内規程の見直しを実施
LGBT対応 「アライセミナー」の開始 LGBT当事者の理解者や支援者を増やすため様々なテーマで定期的に開催
育児・介護支援 「子の看護休暇」および「介護短期休暇」の運用柔軟化 従来の1日単位および半日単位に加えて、時間単位での取得が可能に
2021年 働き方改革 フレックスタイム制(社内呼称「スマートシフト」)の導入 多様な働き方促進策の一環として、社員のワークライフバランス実現を図るべく、1カ月単位の所定労働時間内で1日の勤務時間をフレキシブルタイム内で自由に設定することが可能に
2022年 キャリア支援 「ライフ&マネープラン研修」パッケージの掲載 定年後を見据えた社員のキャリプランやマネープラン設計に活用可能な、各種コンテンツやツールをEラーニングで提供
キャリア支援 「キャリアデザイン研修」の実施 自らの価値観と強みを認識しキャリプランを自律的に考えさせることを目的に、ベテラン社員向けの「キャリアデザイン研修」を実施
介護支援 「仕事と介護の両立支援」パッケージの掲載 介護中や今後介護をする可能性がある社員およびその上長に向けて、介護関連の各種コンテンツやツールをEラーニングで提供
育児・治療支援 「出生支援休暇」および「特定疾病サポート休暇」の運用柔軟化 従来の1日単位または半日単位に加えて、時間単位での取得が可能に
出生支援 「仕事と不妊治療の両立支援パッケージ」の掲載 不妊治療中や今後治療を始める可能性がある社員およびその上長に向けて、不妊治療関連の各種コンテンツやツールをEラーニングで提供
2023年 キャリア支援
LGBT対応
「通称名」使用対象者の拡大 従来の「結婚・離婚等に伴い新姓・旧姓使用を希望する社員」に加えて「外国籍の社員」や「やむを得ない事情により通称名の使用を希望する社員」に対象者を拡大
LGBT対応 「RCB(レインボーコミュニケーションバッジ)プロジェクト」に賛同 マイノリティに対しても差別することなく、「違い」を尊重しコミュニケーションを取る意思を表明するプロジェクトに賛同
LGBT対応 「Business for Marriage Equality」に賛同 婚姻の平等(同性婚の法制化)を後押しする企業を可視化するためのキャンペーン「Business for Marriage Equality」に賛同

障がい者雇用の促進と定着支援

さまざまな障がい(身体・精神・発達・知的・内部障害)をお持ちの方が、それぞれの能力や適性を生かして、社員向けマッサージルームでのヘルスキーパーや、本社・支社・支店での営業・事務職、携帯電話ショップスタッフと様々な部署で活躍しています。また、長く働いていただくために、職場環境の整備やその他の配慮を行っています。

障がい者雇用の状況

2023年12月1日現在

① 法定雇用率障がい者数算定の基礎となる社員数 ② 障がい者雇用数 ③ 実雇用率
4,706人 109人 2.82%
会社の施策一例
就労支援学校との連携によるインターン制度の拡充 就労支援学校の学生を直営ショップで積極的に受け入れ、就労体験を実施している
障がいの状況に応じ、短時間(6h/日~)での勤務が可能 人事担当者との定期的な面談を実施し、業務上の悩みを軽減する
障がい者支援団体との連携による情報共有
(就労継続への面談等)
障がい者社員同士の交流会や昼食会を実施し、仲間意識の醸成に努める
今後も当社での仕事を通じて、自己実現を図ることが出来るよう、就労機会を提供してまいります

職場環境の整備

  • 月1回 店舗の定休日を設定
  • 営業時間の短縮・繰上げ
  • フレックスタイム制(スマートシフト)の導入
  • テレワーク制度の拡充
  • 一部拠点(本社)におけるフリーアドレスの導入

ジョブ・リターン制度

ティーガイアではワーク・ライフ・バランス実現のための施策として、家族の事情や就学・転職等で退職された社員(正社員)が、再び当社で活躍できるよう「ジョブ・リターン制度」を2014年8月から導入しました。
当社において最も大事な資産は当社で働く社員すなわち「人財」です。
お客様に感動・喜び・安心を提供し続けていくためにも、より多くの「人財」が当社で力を発揮し続けていける環境・チャンスを提供することを目指しています。

ジョブ・リターン制度について

愛知県「あいち女性の活躍促進宣言」に登録(東海支社)

2021年3月15日「あいち女性の活躍促進宣言(※)」に登録いたしました。
※女性の活躍促進に取り組む企業が愛知県に宣言の届出をするものです。

あいち女性の活躍促進宣言

愛知県「あいち女性輝きカンパニー」に認証(東海支社)

2021年5月1日「あいち女性輝きカンパニー(※)」に認証されました。
※女性の活躍促進に向け、トップの意識表明や採用拡大、職域拡大、育成、管理職登用のほか、ワーク・ライフ・バランスの推進や働きながら育児・介護ができる環境づくりなどの取組を行っている企業等を「あいち女性輝きカンパニー」として愛知県が認証することにより、働く場における女性の「定着」と「活躍」の拡大を図る制度です。

愛知県「ファミリー・フレンドリー企業」に登録(東海支社)

2021年12月17日「ファミリー・フレンドリー企業(※)」に登録いたしました。

※仕事と育児・介護・地域活動など仕事以外の活動を両立できるよう積極的に取り組む企業を愛知県が登録する制度です。

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